ダートグレード競争とは?|格付けの種類や主なレースを初心者にもわかりやすく紹介

こんにちは、微妙な予想師です。

競馬のニュースやネット記事でよく目にする「ダートGⅠ」「JpnⅠ」といった言葉。
「GⅠはなんとなく分かるけど、JpnⅠって何?GⅠとは違うの?」と思ったことはありませんか?
本記事では、「ダートグレード競争」について、初心者でもわかるようにゆるっと解説していきます。

ちなみに、予想は真面目にやってますが、よく外します。
でも当たらなくても、楽しめれば勝ちですからね!(開き直り)

ダートグレード競走とは?

「ダートグレード競走」とは、日本全国で行われるダート(砂)コースの重賞レースのうち、特に高いレベルと格式を持つレースのことです。

このダートグレード競走は、中央競馬(JRA)と地方競馬(NAR)の両方で行われていて、
中央・地方それぞれのトップクラスの馬たちが顔を揃える、いわば“砂の全国大会”のような存在。

また、ダートグレード競走にはレースの格付け(グレード)がついていて、レース名の横に「GⅠ」や「JpnⅠ」などの表記が入っています。

この「G」と「Jpn」の違いについては、ちょっとややこしいので、次のセクションで詳しく解説しますね。

ちなみに、地方競馬で唯一「GⅠ」として開催されているのが、年末の大一番・東京大賞典(大井)。
このレースだけは、国際的にも認められた特別な存在なんです!

なぜ表記が「G」と「Jpn」で違うの?

前のセクションでちらっと触れた、「GⅠ」と「JpnⅠ」の表記の違い
見た目は似てるけど、ちゃんと意味があります。

これは、そのレースが“国際的な基準”を満たしているかどうかによって変わるんです。


■ GⅠ・GⅡ・GⅢとは?

「G」は“Grade(グレード)”の頭文字で、
国際的な格付け基準を満たしているレースにつけられます。

  • 海外からの出走もOK
  • 国際的に評価されるレース
  • 主に中央競馬(JRA)で行われている

海外の競走馬も出走できるということは、それだけ国際的な評価基準をクリアしている、レベルのレースというわけです。


■ JpnⅠ・JpnⅡ・JpnⅢとは?

Jpnは“Japan”の略で、
日本国内の独自の格付けを示しています。

  • 原則として海外馬は出走できない
  • 格付けは日本独自(ただし水準は高い)
  • 主に地方競馬で、中央・地方の交流レースで使われる

国際的な「Gレース」とは区別されますが、日本国内ではトップクラスの実力馬が集まる非常に重要なレースです。


表記は違えど、どちらも強い馬が出る名勝負ばかり!
どちらもチェックしておくと、予想の幅がグンと広がりますよ!

■ 地方で唯一の「GⅠ」は東京大賞典!

例外として、大井競馬場で行われる「東京大賞典」だけは、
地方開催ながら国際基準を満たすGⅠレース
として正式に認定されています。

つまり、「Jpn」ではなく、れっきとした「GⅠ」なんです!

地方馬と中央馬、そして時には海外馬までが集まるこの一戦。
年末の風物詩としてもおなじみですね。

格付けの種類と意味をやさしく解説

ダートグレード競走には、それぞれのレースに「格付け(グレード)」があります。
これはレースの重要度や出走馬の実力、賞金の規模などをもとに評価され、ファンにとっては「このレース、どれくらいすごいの?」を判断する目安にもなっています。

グレードには「GⅠ・GⅡ・GⅢ」と「JpnⅠ・JpnⅡ・JpnⅢ」の2つの表記があり、GⅠ〜GⅢは国際基準を満たしたレースです。GⅠはその中でも最も格式が高く、海外馬も出走可能なハイレベルな舞台です。GⅡやGⅢもGⅠに次ぐ重要な位置づけで、実力馬の前哨戦や注目の一戦として多くのファンが注目します。

一方、JpnⅠ~Ⅲは日本国内独自の格付けで、主に地方競馬場で開催されるレースに使われています。JpnⅠはその中で最もレベルが高く、GⅠ級のメンバーが揃うことも珍しくありません。JpnⅡはそれに次ぐ格で、有力馬の力試しやステップレースの役割を果たし、JpnⅢでは地方所属馬の活躍も多く、波乱の展開になることもしばしばです。

それぞれのグレードには違った魅力があり、どのレースにも予想の楽しさとドラマがあります。

主なダートグレード競走

ここでは、年間を通じて行われるダートグレード競走の中でも、特に注目度の高い代表的なレースをいくつかご紹介します。
これらはレースの格付けも高く、強い馬たちが集まりやすいので、初心者の方にもおすすめのレースです。


チャンピオンズカップ(GⅠ)

毎年12月に行われる、ダートGⅠの頂点とも言える一戦。
中央のトップホースたちが集まり、その年のダート王を決めるレースとして注目されています。


東京大賞典(GⅠ)

年末の大井競馬場で行われる、地方唯一のGⅠレース
中央と地方の実力馬が入り乱れる大一番で、1年のダート締めくくりとして人気です。


JBCクラシック(JpnⅠ)

毎年11月頃に開催される、ダートのお祭り「JBCシリーズ」の中心レース。
開催地が毎年変わるのも特徴で、各地の競馬場の個性が楽しめます。


かしわ記念(JpnⅠ)

ゴールデンウィーク時期に行われる一戦。
実力馬が集まりやすく、JpnⅠの中でもハイレベルな争いが展開されます。


帝王賞(JpnⅠ)

初夏の名物レースで、大井競馬場で開催。
リピーターの活躍も多く、ダート中距離の一流馬が顔を揃えます。


こうしたレースをチェックしておくと、ダート路線の流れや、どの馬が活躍しているかがつかみやすくなります。
最初は「名前だけ知ってる」くらいでも大丈夫! 少しずつ慣れていくことで、競馬の見方が広がっていきますよ。

まとめ|まずは知ることから、ダートグレード競走の世界へ

ダートグレード競走は、単にレースの格を表すものではなく、
馬たちの実力やレースの重要度、そしてドラマが詰まった“競馬の奥深さ”そのものです。

GⅠ・GⅡ・GⅢとJpnⅠ・Ⅱ・Ⅲという2つの表記があるのは少しややこしいかもしれませんが、
それぞれにきちんと意味があり、知れば知るほど楽しみ方が広がっていきます。

代表的なレースを追っていくうちに、競馬の年間スケジュールや注目馬の流れがつかめてくるはずです。
最初はレース名や格付けにピンと来なくても大丈夫。ゆっくり覚えていけば、だんだんと競馬がもっと面白くなってきます。

そして何より、このブログのモットーは──
当たらなくても、楽しめれば勝ち!

微妙な予想でも、思わぬ展開でも、
ひとつのレースから感じられる面白さを、一緒に楽しんでいきましょう!

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