函館競馬場の魅力と情報まとめ|潮風と洋芝に包まれる、港町のローカル競馬場

どうも、微妙な予想師です。
今回は、北海道シリーズの先陣を切る競馬場――「函館競馬場」をゆるっとご紹介します!

札幌とはまた違った、港町らしいローカル感と落ち着いた空気感が魅力の函館。
歴史ある競馬場ですが、リニューアルもされていて、居心地よさと独特の馬場傾向が共存している面白い競馬場です。

この記事では、コースの特徴、アクセス、グルメ、開催レースの傾向など、
いつも通り、ゆる〜くコンパクトにまとめてみました。

函館競馬場とは?

函館競馬場は、北海道函館市駒場町にあるJRAの競馬場。
1896年開設と、日本で現存する最古の競馬場という歴史を持ちながら、
2010年にスタンドが大幅リニューアルされていて、古さと新しさのバランスが絶妙な競馬場です。

ローカル場ながら、コースの特徴がくっきりしていて予想のしがいがあるのも魅力。
港町・函館の空気とともに、少し渋めに楽しめる場所です。


コースの特徴と傾向

▸ 芝コースのポイント

  • 1周距離:1626.6m(Aコース)
  • 直線距離:約262.1m
  • 高低差:約3.5m(アップダウンあり)
  • 右回り、小回りコース

芝は洋芝(寒冷地仕様)を使用しており、札幌と同様に時計がかかりやすく、
パワー型・スタミナ型の馬が合いやすい馬場設定です。

高低差もあり、コーナーはタイトで小回り。直線は短いため、先行馬が粘る展開が多め
一方、洋芝適性や坂の対応力で人気馬が取りこぼすケースもあり、予想はやや難解な印象です。

▸ ダートコースについて

  • 1周距離:約1475.8m
  • 直線距離:約260.3m
  • 高低差:約3.5m

ダートコースも小回りで起伏のある構成。直線が短いので、
スタートダッシュと位置取りがそのまま結果に響くレースが多い印象ですが、
展開次第ではスタミナや立ち回りの巧さが問われます。


▸ 発走距離と傾向

芝:1000m、1200m、1700m、1800m、2000m、2600m
ダート:1000m、1700m、2400m

全体的に短距離〜中距離メインの構成ですが、2600mの芝や2400mのダートなど、意外とスタミナ戦も組まれています。

函館の芝は洋芝主体で力のいる馬場。位置取りの巧さに加え、洋芝適性や最後まで踏ん張れる粘り強さが求められます。


アクセス|市街地の中でアクセスしやすいロケーション

▸ 電車+バス・路面電車

最寄駅:JR函館駅

  • JR函館駅から市電(路面電車)で約25分、「競馬場前」下車すぐ。
  • JR函館駅からバスで約25分、「競馬場前」下車。

観光都市・函館らしく、アクセスはスムーズで、移動中もけっこう楽しいです。


▸ 車でのアクセス

競馬場周辺にはJRA直営の駐車場があります。

  • 函館競馬開催日は、駐車料金1000円(中型バスは2000円、大型バスは3000円)です。 
  • パークウインズ時(場外発売日)は、駐車料金無料になっています。

函館競馬開催日は混雑しやすいため、公共交通機関の利用がおすすめです。

※2025年5月7日時点の情報です。


グルメと楽しみ方|海の近くでのんびり観戦

▸ ご当地フードと定番メニュー

  • ラーメンや海鮮系など、ご当地感あるフードもあり
  • 定番の焼きそば、カレー、もつ煮など、しっかり食べたい派にも嬉しいラインナップ
  • 夏でも過ごしやすい気候で、外での食事も気持ちいいです。

▸ やさしい施設づくりで快適

  • リニューアルされたスタンドは清潔感があり、初めてでも入りやすい雰囲気
  • キッズスペースや芝生広場もあり、家族連れにもやさしい設計になっています。

▸ パドックと観戦スポットの雰囲気

  • 函館競馬場のパドックには、一部に“ダッグアウト式”と呼ばれる半地下の観覧スペースがあり、馬を見上げるような珍しい視点で観察できるのが特徴です。
  • 他場ではあまり見られない構造で、目線の変化による臨場感が楽しめるユニークな体験ができます。
  • 芝生やスタンド席からも開放的な景色が広がっていて、のびのびと競馬を楽しめる空気感があります。

開催される主なレースと見どころ

レース名開催時期距離条件
函館スプリントS(GⅢ)6月中旬芝1200m3歳以上
函館記念(GⅢ)6月下旬芝2000m3歳以上・ハンデ
函館2歳S(GⅢ)7月下旬芝1200m2歳

函館スプリントステークス(GⅢ)は、夏の短距離王を決めるサマースプリントシリーズの開幕戦。
スピードと持続力が問われる舞台で、洋芝への適性や枠順・位置取りが結果を大きく左右します。

函館記念(GⅢ)は、サマー2000シリーズの初戦として位置づけられており、例年ハンデ戦らしい混戦模様に。
小回り・洋芝・ハンデという三重苦(?)がそろっており、一筋縄ではいかない展開が多いレースです。

まとめ:ゆるさと熱さが同居する海辺の競馬場

函館競馬場は、ローカルらしい落ち着きと、渋くて見応えのあるレース展開が魅力の競馬場。
天気がいい日には、潮風と芝の香りに包まれての観戦は最高のひとときです。

派手さはないけれど、行ってみると「なんか落ち着くな…」と思える場所。
洋芝・小回り・高低差の三拍子が揃ったコースは、予想の勉強にもなります。

そんな函館競馬場、
「当たらなくても、楽しめれば勝ち!」の気持ちで、これからもふらっと注目していきたいと思います。


それではまた、次の記事でお会いしましょう!
今度は本州に戻ってみようかな〜?(笑)

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