どうも、微妙な予想師です。
今回は、海のそばにある風が気持ちいい競馬場、「新潟競馬場」を取り上げてみました!
福島とはまた違うローカル感がありつつも、直線1000mの芝レースという唯一無二の存在感を放つ新潟。
ちょっと特殊なコース形態からくる読みづらさもあって、これまた「何が起きるかわからない」「でもそこが面白い!」な舞台です。
この記事では、新潟競馬場の特徴やアクセス、グルメ、重賞レースなどを、
いつも通り、ゆるっとまとめてみました。
新潟競馬場とは?
新潟競馬場は、新潟県新潟市にあるJRAの競馬場。
中央競馬の中でも「夏のローカル開催」として注目される舞台です。
開設は1965年(昭和40年)と、実はそこまで歴史が古いわけではないんですが、
2001年にリニューアルされてからは、直線1000mレースで一躍話題に。
夏は海風が心地よく、スタンドも広々。
なんとなく全体的に「のびのびした空気」が漂っていて、気持ちよく競馬を楽しめる場所です。
コースの特徴と傾向
▸ 芝コース(とにかく直線が長い!)
新潟競馬場の芝コース最大の特徴、それはなんといっても日本最長の外回り直線・658.7m!
「え、まだ直線続くの?」って思うくらい長いです。
- 外回りコースの直線:658.7m(JRA最長)
- 内回りも設置されていて、用途に応じて使い分け
- 高低差は少なくフラット、ただし風の影響が出ることも
末脚勝負になりやすいコース形状で、差し・追い込み馬が決まりやすい傾向。
ただし、風の影響やペースによって逃げが残ることもあり、予想は意外と一筋縄ではいきません。
▸ ダートコースのポイント
ダートコースは、オーソドックスな左回りコースで、全体的に平坦。
一見シンプルですが、パワー型よりスピード型がやや優勢な印象です。
- 直線距離:約353.9m
- 高低差:0.6m(JRAでもかなり平坦)
前有利な展開になりやすい一方で、内外の馬場差や脚質の偏りが出やすく、展開の読みがカギ。
▸ 芝・ダートの発走距離
- 芝コース:1000m(直線)、1200m、1400m、1600m、1800m、2000m、2200m、2400m、3000m、3200m
- ダートコース:1000m、1200m、 1700m、1800m、2500m
芝は全体的に距離のバリエーションが豊富で、特に1000m直線の千直(せんちょく)は名物中の名物。
▸ 障害コースは?
新潟競馬場では、芝コースに仮設の障害物を設置して障害レースが行われています。専用の襷コースはありませんが、内回り・外回りの芝コースを活用し、スピード感あふれるレースが展開されるのが特徴です。特に「新潟ジャンプステークス(J・GⅢ)」は、毎年夏に開催される注目の障害重賞レースとして知られています。
アクセス|ちょっと遠いけど、景色も旅気分も楽しめる
▸ 電車+バス
- 最寄り駅:JR新潟駅
- そこから直行バスまたは路線バスで約35~55分程度
- 直行バスは開催日のみ運行、所要時間は約35分
- 駅からはちょっと距離がありますが、意外と旅気分で楽しいです。
▸ 車でのアクセス
新潟競馬場の周辺には、JRA直営の無料駐車場(約6,500台分)がしっかり整備されています。
収容台数は多めですが、夏の重賞開催日などは混雑することもあるため、
できれば公共交通機関を使ったアクセスのほうがスムーズかもしれません。
グルメと楽しみ方|開放感×ゆるさの黄金バランス
▸ 名物グルメ&B級グルメ
新潟競馬場のグルメは、やや“アッサリ系”な印象。
でも地元色もありつつ、「落ち着いて食べられる良グルメ」が揃っています。
- 新潟といえばコシヒカリ→おにぎり系はどこかにある(笑)
- ラーメン・カレー・からあげ系も充実
- 夏場には冷やしメニューやビールに合うおつまみも人気
あまり混雑しすぎず、のんびり食事が楽しめるのもポイント。
▸ ファミリー&初心者にも優しい施設
- キッズエリアや授乳室など、ファミリー向け施設もアリ
- ピクニック気分で過ごせる芝生エリアも広く、開放感◎
- 初めて訪れる人でも、広々としたつくりと落ち着いた雰囲気で、のんびり楽しめるのが魅力。
▸ パドックや展望エリアも要チェック
新潟のパドックは、スタンドからちょっと奥にあり、落ち着いて馬を観察できる作り。
展望デッキからの景色も気持ちよく、「競馬場の風を感じる」ってこういうことかも。
開催される主なレースと見どころ
▸ 夏競馬の主役級レースたち
レース名 | 開催時期 | 距離 | 条件 |
---|---|---|---|
新潟大賞典(GⅢ) | 5月中旬 | 芝2000m | 4歳以上・ハンデ |
関屋記念(GⅢ) | 7月下旬 | 芝1600m | 3歳以上・ハンデ |
アイビスサマーダッシュ(GⅢ) | 8月上旬 | 芝1000m(直線) | 3歳以上 |
新潟記念(GⅢ) | 8月下旬 | 芝2000m | 3歳以上 |
▸ 超直線コースならではの見どころ
アイビスサマーダッシュ(GⅢ)
→ JRA唯一の芝1000m直線重賞。スタートからゴールまでフルスピードの持久力勝負!
→ 内枠が不利とされ、外ラチ沿いを取れるかどうかがカギになるユニークな一戦。
→ 「脚質より進路取り」が結果を左右することもあり、展開予想のクセがすごい。
▸ その他の注目重賞と傾向
新潟記念(GⅢ)
→ 芝2000m・外回りコースを使用。サマー2000シリーズ最終戦。
→ 毎年のように人気薄の突っ込みがあり、展開一つでガラッと順位が変わる荒れやすいレース。
→ コース形状的に「差し・追い込み」が届きやすく、末脚の破壊力に注目。
まとめ:スピードと風を感じる、海のそばの競馬場
新潟競馬場は、スピード感あるコース×夏の開放感が魅力のローカル場です。
予想は難しいけど、当たったときの達成感は格別。
1000m直線のインパクトや、差し馬のド迫力末脚など、
他の競馬場にはない魅力がギュッと詰まっていて、
競馬ファンなら一度は現地で体験してほしい場所です。
ゆるっとした空気感の中で、しっかり熱いレースが展開されるこの競馬場、
「微妙な予想こそ、意外とハマるかも?」なんて思いつつ、
これからの夏競馬も、じんわり楽しんでいけたらいいなと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
次はどの競馬場を攻めようかな…(笑)