どうも、微妙な予想師です。
今回は、北海道の大地に広がる「札幌競馬場」にスポットを当ててみました!
夏開催のローカル場…と言ってしまうにはもったいないほど、
整った施設、美しい芝、そして澄んだ空気と食の充実っぷり。
札幌ならではの魅力がギュッと詰まっていて、「ここはちょっと特別かも」と思わせてくれます。
この記事では、コースの特徴、アクセス、グルメ、開催されるレースなど、
ゆるっと楽しく、でもちゃんと押さえておきたいポイントをまとめました。
札幌競馬場とは?
札幌競馬場は、北海道札幌市中央区北にあるJRAの競馬場です。
夏開催のローカル場としてはもちろん、北海道旅行のついでに立ち寄る人も多く、
「旅行気分で競馬ができる」という点でも人気の競馬場です。
1907年に開設された歴史ある競馬場で、2014年には大規模リニューアルも行われ、
スタンドや芝生エリアがきれいに整備されて、まさに快適で開放的な競馬場という印象。
「ローカル場っぽくないローカル場」…そんな表現がしっくりきます(笑)。
コースの特徴と傾向
▸ 芝コースの特徴
札幌の芝コースは平坦な右回りの小回りコースで、1周距離は1640.9m(Aコース時)。
新潟のような長い直線とは逆の、小技や立ち回りが問われる舞台です。
- 直線距離:約266.1m(Aコース)。
- 高低差:約0.7m(かなりフラット)
- コーナー4つの小回り設計で、先行馬が粘り込みやすい傾向
- 洋芝(寒冷地仕様)なので、パワー型の馬が活躍しやすい
札幌の芝は、本州でよく使われる野芝ではなく、洋芝が中心に使用されています。
そのため、時計がかかりやすく、軽い芝とは違う適性が問われるのも札幌の特徴です。
▸ ダートコースのポイント
札幌のダートコースは、右回りで全体的にコンパクトなつくり。
高低差も少なく、平坦でシンプルな構成となっています。
- 1周距離:約1487m
- 直線距離:約264.3m
- 高低差:約0.9m
全体的にクセの少ないつくりで、先行馬が粘り込みやすいレースが多いのが特徴です。
コーナー4つの小回り構成なので、位置取りとペース配分が結果に直結しやすい印象です。
▸ 発走距離とレース傾向
芝:1000m、1200m、1500m、1800m、2000m、2600m
ダート:1000m、1700m、2400m
小回りでコーナーがきつい分、機動力があり、器用な馬が強い傾向。
直線が短く、脚を溜めるより“先に動いた者勝ち”のレースになりがちです。
アクセス|市街地からも近くてラクラク
▸ 電車+徒歩
- 最寄駅:JR「桑園駅」から徒歩約10分。
- 札幌市営地下鉄東西線「二十四軒駅」から徒歩約15分。
札幌開催の期間中は、毎週土・日にJR桑園駅と地下鉄二十四軒駅から札幌競馬場を結ぶ無料の送迎バスが運行されています。
どちらの駅からもアクセスできるので、公共交通で来場する方にはかなり便利な移動手段です。
「地方競馬場なのに都会感ある」と言われるくらい、市街地との距離が近いです。
▸ 車でのアクセス
競馬場周辺には、JRA直営の有料駐車場や民間の駐車場があります。
ただし、開催日は混雑しやすく、満車になることもあるので、できれば公共交通機関を使うのがスムーズでおすすめです。
グルメと楽しみ方|北海道らしさが詰まってる
▸ ご当地メニューとフードコーナーの魅力
- 札幌ラーメンやジンギスカンなど、北海道らしいメニューがしっかり味わえる
- 牛めし、ホルモン煮込みなど、食べごたえのあるガッツリ系もラインナップ
- 混みすぎず、落ち着いて食事ができる環境も魅力
- 気候が爽やかなので、外でゆったりと食べるのが気持ちいい
▸ 家族連れや初心者にもやさしい作り
- 芝生広場やこども遊具もあり、ファミリー層に配慮された設計
- ベンチや日陰のスペースも豊富で、「のんびりしに来た」感覚でも快適
▸ パドック&施設の雰囲気
- パドックはスタンド裏にあり、混雑が少なく見やすいのが魅力
- リニューアルされたスタンドは清潔感があり、初めてでも入りやすい雰囲気です
開催される主なレースと見どころ
▸ 夏の札幌開催の重賞レース
レース名 | 開催時期 | 距離 | 条件 |
---|---|---|---|
クイーンステークス(GⅢ) | 8月上旬 | 芝1800m | 3歳以上牝馬 |
エルムステークス(GⅢ) | 8月上旬 | ダート1700m | 3歳以上 |
札幌記念(GⅡ) | 8月中旬 | 芝2000m | 3歳以上 |
キーンランドC(GⅢ) | 8月下旬 | 芝1200m | 3歳以上 |
札幌2歳ステークス(GⅢ) | 9月初旬 | 芝1800m | 2歳 |
特に札幌記念(GⅡ)は、GⅠ級の馬が出走してくることもあるハイレベルなレースで、
夏の札幌開催を象徴するメインイベントの一つです。
まとめ:北海道の夏を味わいながら楽しむ競馬場
札幌競馬場は、コースの特徴・施設の快適さ・グルメの充実と三拍子そろった魅力的な競馬場です。
夏の旅行ついでにふらっと立ち寄るのもよし、ゆったり1日楽しむ目的で訪れるのも◎。
直線が短く、展開の早いレースが多い分、読みづらさもありますが、
その分「うまくハマったときの納得感」はなかなかのもの。
何より、空気と芝がうまい。これ大事。
そんな札幌競馬場、
「当たらなくても、楽しめれば勝ち!」の精神で、またふらっと遊びに行きたくなる場所です。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
今度は、南の方…行ってみようかな?(笑)